末吉 亙

TEL 03-6384-0445

1981年東京大学法学部卒業。1983年森綜合法律事務所入所、2007年潮見坂綜合法律事務所共同開設、2020年KTS法律事務所共同開設。約40年間、企業法務、知的財産及び訴訟に関する案件を担当。WSJ著作権事件(東京高判1994.10.27)、IFN特許事件(東京高判1997.7.17)、タウンページDB著作権事件(東京地判2000.3.17)、Nifty慰謝料請求事件(東京高判2001.9.5)、切り餅特許事件(知財高判2012.3.22)、釣りゲーム著作権事件(知財高判2012.8.8)、P社営業秘密事件(知財高判2019.9.20)等に関与。


所属

第二東京弁護士会


経歴

1975年 駒場東邦高等学校卒業
1980年 司法試験合格
1981年 東京大学法学部卒業
1983年 弁護士登録 森綜合法律事務所(現:森・濱田松本法律事務所)入所
2007年4月 末吉綜合法律事務所(現:潮見坂綜合法律事務所)開設
2013年4月~2016年3月 東京大学法科大学院客員教授
2014年7月~2023年3月 文化審議会著作権分科会委員
2018年4月~2023年5月 弁護士知財ネット理事長(2023年5月~ 常務理事)
2020年1月 KTS法律事務所設立


著作・論文

■著書
『末吉流知財法務入門』商事法務・2009年刊
『新版商標法・第5版』中央経済社・2017年刊
『新版意匠法・第3版』中央経済社・2017年刊
■共編著書
『実務に効く知的財産判例精選』有斐閣・2014年刊
『重要判例分析×ブランド戦略推進 商標の法律実務』中央経済社・2023年刊
■共著書
『訴訟の技能』商事法務・2015年刊
■主な論文
「〔座談会〕水産業の現状と課題-技術の発展と知財保護・活用の可能性-」Law & Technology 第103号(2024年)所収
「【100号記念企画】[特別寄稿]「私的備忘録-本誌13号~70号を中心に-」」Law & Technology 第100号(2023年)所収
「[連載/実践 知財法務]〔第20回〕営業秘密の重要論点―「秘密管理性」と「営業秘密の使用」」ジュリスト1585号(2023年)所収
「[書評]中山信弘著『ある知財法学者の軌跡-知的財産法学にいざなわれて』」ジュリスト1582号(2023年)所収
「【巻頭言】特集:「商標と意匠の交錯」について」日本知財学会誌第19巻第1号(2022年)所収
「営業秘密に係る損害賠償規定の見直し」ジュリスト1575号(2022年)所収
「座談会 弁護士の専門化と国際化の現状と課題」法の支配 第200号(2021年)
「営業秘密の「使用」が認められた事例」営業秘密官民フォーラムメールマガジン掲載コラム 第55回(2021年)
「職務発明に関する一論点(超過売上げの割合・その2)」『ビジネスローの新しい流れ 片山英二先生古稀記念論文集』(2020年)所収
「秘密管理の認識可能性〔アルミナ繊維事件〕」『商標・意匠・不正競争判例百選〔第2版〕』(2020年)所収
「オープンサイエンスと知的財産」『最新知的財産訴訟実務』(2020年)所収
「実用品のデザイン保護」『農林水産関係知財の法律相談Ⅰ』(2019年)所収
「仮処分事件と秘密保持命令」『特許判例百選[第5版]』(2019年)所収
「権利行使制限の抗弁」『特許・実用新案の法律相談Ⅱ』(2019年)所収
「特許権の効力」『特許・実用新案の法律相談Ⅰ』(2019年)所収
「侵害の停止または予防に必要な措置〕」『著作権判例百選[第6版]』(2019年)所収
「Interpretation of Patent Claims Doctrine of Equivalents」『Japanese Patent Law: Cases and Comments』(2019年)所収(共著)
「国際消尽」『特許権侵害紛争の実務-小松陽一郎先生古稀記念論文集』(2018年)所収
「特別顕著性」『商標の法律相談Ⅰ』(2017年)所収
「土肥一史先生と著作権法改正」『知的財産法のモルゲンロート-土肥一史先生古稀記念論文集』(2017年)所収
「羅針盤 企業と知的財産」月刊監査役663号(2017年)所収
「映画著作物の著作者」『特許判例百選[第5版]』(2016年)所収
「1500号記念特集・これからの法律実務・これからの知財実務」ジュリスト1500号(2016年)所収(共著)
「権利行使制限の抗弁」新堂幸司編『日本法の舞台裏』(2016年)所収
「第3条(商標登録の要件)」『新・注解 商標法(上巻)』(2016年)所収
「渋谷達紀先生と商標法関係最高裁判決」『知的財産法研究の輪-渋谷達紀教授追悼論文集』(2016年)所収
「最近の著作権制度に関する検討-概観と所感」コピライト665号(2016年)所収
「商標法、意匠法及び不競法における混同」別冊パテント14号(2016年)所収
「知財権の近未来」『知的財産・コンピュータと法-野村豊弘先生古稀記念論文集』(2016年)所収
「知財弁護士とは-知的財産法を学ぶ」『本林塾講演録・新時代を切り拓く弁護士』 (2016年)所収
「『運』と『縁』を掴む力と気概」(インタビュー)法学教室424号(2016年)所収
「二次出版・二次的利用に関する条項」『出版をめぐる法的課題-その理論と実務』(2015年)所収
「高橋是清の知的財産制度」『現代知的財産法-実務と課題-飯村敏明先生退官記念』(2015年)所収
「プログラム著作物の創作性について」『はばたき-21世紀の知的財産法-中山信弘先生古稀記念論文集』(2015年)所収
「著作権法改正の動向」自由と正義66巻4号(2015年)所収
「商標と商品等表示」別冊パテント11号(2014年)所収
「知財訴訟をめぐる動きと弁護実務のこれから」ジュリスト1474号(2014年)所収
「許諾システム未成熟分野でもがくなかで」論究ジュリスト11号(2014年)所収
「営業秘密-保護の経緯と秘密管理性」東京大学法科大学院ローレビュー9号(2014年)所収
「職務著作」『知的財産訴訟実務大系Ⅲ』(2014年)所収
「知的財産高等裁判所について」『知財立国の発展へ―竹田稔先生傘寿記念』(2013年)所収
「著作物をめぐる契約の問題点」コピライト627号(2013年)所収
「職務発明たる「外国の特許を受ける権利」承継対価の準拠法」『知的財産法・法理と提言-牧野利秋先生傘寿記念論文集』(2013年)所収
「ライセンス契約実務に関連するいくつかの判例について」LES JAPAN NEWS 53巻4号(2012年)所収
「職務発明制度における対価算定」ジュリスト1436号(2012年)所収
「ネット上で複数者により創作されるコンテンツについて」ジュリスト1416号 (2011年)所収
「職務発明に関する一論点(超過売り上げの割合)」『知的財産権法の新しい流れ―片山英二先生還暦記念論文集』(2010年)所収
「通常実施権の当然対抗とは何か」LES JAPAN NEWS 51巻3号(2010年)所収
「黒烏龍茶事件」平成21年度主要民事判例解説(2010年)所収
「オークションにおける著作権法上の問題点」知財管理716号(2010年)所収